美女と野獣!? ~モテない男と、美女のキセキの恋~
すると、一也はそんな私の気持ちに答えるかの様に、私を抱きしめてくれた。


微かにだけど、一也の手が震えていて、可愛いと思えた。


「これからは、ずっと二人の好きなんだよね?」


「二人だよ。
ずっと二人だから。でも、俺でいいの?俺、デブだし、直也や恭一みたいなイケメンとは程遠いし、並んで歩いてると恥ずかしくないの?」

私は、顔を上げた。

私の答えは決まってる。


ずっと彼女として、傍にいたいと願い続けてきたんだもん。

いいに決まってる。


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