美女と野獣!? ~モテない男と、美女のキセキの恋~
どれ位走っただろう。


いい加減、息が切れてきた。


「ねぇ…もう…いいんじゃない?
ハァ…ハァ…。
もう…学校…近いし…さぁ?」


そう言って走るのを止めた江利子。


「ハァ…ハァ…だな?」


俺も、足ヤバイし。

「ねえ、あの廻し蹴り格好良かったよ!案外、喧嘩強いんだね。」


案外って……。


少し興奮気味に喋る。


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