美女と野獣!? ~モテない男と、美女のキセキの恋~
「ああ、あれな?
実は、子供の頃からブルース・ローに憧れてて、よく真似して廻し蹴りの練習してたんだ。
まさか、メガヒットするなんてな?」


「そうなんだぁ。
でも、凄いよ!
何か、一也が白馬の王子様に見えた。
悪者に捕まった美しい姫を、助ける王子様?そんな感じ。」

そう言って、一人でニヤニヤ不気味に笑っている。


どうして、女って勝手に話し作って想像出来んだろ…。


「一也…有難う。」

不意をついて、俺の頬にキスをした。


「おまっ…止めろよな?こんな道の真ん中で!人が見るだろ?」


慌てて、頬に手を当てた。


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