美女と野獣!? ~モテない男と、美女のキセキの恋~
他に入ってる人は居なくて、俺一人の貸し切り状態だった。

桧で作られた風呂は、浴室の中に匂いが充満していた。


「はあぁ…これが、混浴だったら、もっと最高だったのになぁ…。」


天井を見上げながら、ボソッと呟いた。

裸にバスタオルを巻き付けた江利子の姿が頭に浮かび、鼻血が出そうになった。

俺…大丈夫なのか?

寝れるのか?


そんな、どうでもいいような事を考えていた。


「ぼちぼち出るか」

風呂から上がって、浴衣を着て、待ち合わせ場所に行くと、髪をアップにした江利子がいた。


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