美女と野獣!? ~モテない男と、美女のキセキの恋~
浴衣を着終えた時、直也達が入って来た。


「温泉行こ…てか、もう浴衣着てんじゃん。」


「あぁ、お前らが仲良く寝てる間に温泉入って来たし、な?江利子。」


「うん。超~気持ち良かったよね。」


江利子が俺を見た。

「えーっ、もう入ったのぅ?一緒に入りたかったのにぃ…」

口を尖らせて、拗ねる桜。


「あ、私また行きたいから、一緒に行こう?」


小さい子をあやす様に、桜の頭を撫でた。


「やった!早く行こう。」


ご機嫌になって、江利子の浴衣の裾を引っ張りながら、先に行った。


「桜の機嫌も直ったし、俺らも行くべ?」


「おう。」


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