美女と野獣!? ~モテない男と、美女のキセキの恋~
一口食べた桜が「超~ヤバイよ、このお肉。とろけるよぉ」

顔まで、とろけていた。


「ホントだ!マヂでヤバイぞ!
かぁ~酒飲みてぇ」

直也が絶叫した。


俺達は無くなる寸前まで『ヤバイ』を連発していた。


そして、寝る直前まで四人でトランプ三昧。


遊び疲れた直也と桜は部屋に帰った。


「ぼちぼち電気消すぞ?」


「うん。」


そう言って布団に潜ると、即効寝息を立てていた。


反対に俺は、中々寝付けないでいた。


枕が変わったから?
すぐ隣りに江利子が寝てるから?

初めての夜だから?

意識し過ぎだ…俺。

ウトウトし始めた時には、少し夜が明けていた。


俺、以外はスッキリした顔で朝ご飯を食べて、散歩しながら駅に行き、俺達は名残を惜しみながら、この街を後にした。

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