美女と野獣!? ~モテない男と、美女のキセキの恋~
「江利子の買いに来たんだぁ?」


より一層不気味に笑う直也。


知り合いだと思われたくねぇし。


「一也君、聞いたよぉ?今日は山田 華の家に行くんだって?」


「一也、浮気はイカンぞ?
いくらクリスマスでも…ムードに負けるなよ?」


俺の肩に手を置いた。


「するか!アホッ」

その手を払いのけた。


「なんだぁ…つまんねぇの。」


何で、残念そうに言う…。


「まぁまぁ、一也君江利子の好きなジュエリーを見立ててあげるから。」


そう言って、桜が一通り見ながら


「江利子はね?
シンプルな物が好きなんだよね。
見た目と違って地味なの。男もそう。」


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