美女と野獣!? ~モテない男と、美女のキセキの恋~

クリスマスの懺悔③

5時。


ピンポ~~ン♪


「はぁ~い」


扉の向こうで、華の弾んだ声が聞こえてきた。


ガチャッ


「あ、カズちゃん、ちょっとぶりぃ。
寒いから、早く入って?」


客用スリッパを出しながら、招き入れてくれる華。


いつもと違う、胸元が大きく開いた黒のシックなワンピースが白い肌の華によく似合っていた。


「ちょっとぶり。
お邪魔します。」


何、ドキドキしてんだ…俺。


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