美女と野獣!? ~モテない男と、美女のキセキの恋~
「はっきり…言って?何か隠してる。
山田 華と……何が有ったの?」


両手で顔を隠しながら声を出して泣き出した。


「江利子…。」


いつもより小さく見えた江利子を、俺はそっと抱きしめた。

「江利子…ごめん…。華を…抱いた。」

声にならない位、小さい声で告白をした。


あの夜の事を。


「えっ…!?」


抱きしめた腕の力を緩めると、江利子が力なく、ゆっくり床に座り込んだ。



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