美女と野獣!? ~モテない男と、美女のキセキの恋~
「ねぇ、今日暇でしょ?宿題教えてよ」

俺を見ながら、首を傾げながらウィンクをした。



ヤバッ!!



可愛い。


「可愛くないから。てか、お前、俺を暇前提で話しをするなって、いつも言ってるだろ?」


「あ…ごめん。」


「いや…俺の方が悪かったから…。宿題って何!?」


いつもだったら『だって、暇ぢゃん?』って突っ込み入れて、笑いかけてくれるんだろうけど…。


「数学…。」


「いいよ。げた箱で待ってて?」


「うん。じゃね。」

何か、こんな感じでお互いが気を使う。

完全に別れなかったのは、まだ江利子とどっかで繋がっていたいという、俺の狡さ……。


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