美女と野獣!? ~モテない男と、美女のキセキの恋~
教室に帰って、恭一と昼ご飯を食べて、お茶を飲み始めた時だった。


「なあ…まだ江利子とは気まずいままなのか?」


突然の質問に、吹き出しそうになった。

「吹き出すなよ?
許してくれたんだろ?幼なじみとの情事の事。
だったら何、距離とってんだよ。」


「普通に出来ねぇだろ…。
どんな理由だったとしても、江利子を裏切っちゃいけなかったんだ。」


「…ったく、真面目だな。お前は…。」

「真面目とかじゃなくて、普通だろ?」

「いいや。お前は真面目過ぎるんだよ。
幼なじみが、ずっとお前を好きだったんだろ?

それで気持ちぶつけに帰国して、真っ裸で迫った。

それに同情してしまった。

ただ、それだけだろ?

一夜の過ちだ。」


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