美女と野獣!? ~モテない男と、美女のキセキの恋~
俺…これからも、江利子の傍にいてもいいのか?


恭一の言った、愛して償えるなら、そうしたい。


やっぱこのまま離れたくないし。


バカみたいに好きだし。


人を愛するのに、資格なんか最初からいらないんだ。


必要なのは、『愛してる』という気持ちだけ。


やっと気付けた。


気付いたところで、チャイムが鳴り、ホームルームが終わった瞬間、教室を飛び出したんだ。


早く江利子の笑顔に逢いたくて。


げた箱に行くとそこには、もう江利子がいて『お疲れ!』そう言って、俺に笑いかけてくれた。


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