美女と野獣!? ~モテない男と、美女のキセキの恋~
「江利ちゃん。」


「何よ?」


少し怒り気味な声と同時に俺を見た。


「可愛い。」


耳元でそう囁いて、唇にキスをした。


「……んっ。」


小さく漏れた声にドキドキする。


そんな時だった。


「斉藤やってるかぁ。」


その声と同時に教官室のドアが開いた。

とっさに唇を離し、何事も無かったかの様に手を動かす。


「お、遠山もいたのか。」


「……ハイ。」


少し頬を赤くして、小さく返事をした。


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