美女と野獣!? ~モテない男と、美女のキセキの恋~
『もしもし、俺だけど。』


「おう。どうした?」


大体の用件は分かる。


多分、江利子の事だろう…。


『ちょっと、今出て来れるか?』


どんよりとした江利子とは、打って変わり恭一の声は明るかった。


「今、お前何処にいんの?」


『お前ん家の近くのファミレスだよ。』

「分かった。すぐ行く。」


電話を切って、急いで上着を羽織って、チャリをこいで恭一の待つファミレスへ急いだ。


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