美女と野獣!? ~モテない男と、美女のキセキの恋~
学校から歩いて10分程に有る駅の近くのマックに言った。


下校時間帯のこの店は、学校帰りの学生でごった返す。


「ねぇ、一也は何にする?」


メニュー表を真剣な顔で見ながら聞いてきた。


「ん…どうしよう。今日は、お前の奢りだから…ビッグマックのセットにしようかな?んで、ウーロン茶な。」


「了解ッス。」


まだ、決まらないのか?


コイツ、食い物になると優柔不断だからな。


「俺、先に行って席取っとくな?」


「分かったぁ。よろしくぅ。」


カウンターでしつこく悩む江利子を残して、席を取りに行った。


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