美女と野獣!? ~モテない男と、美女のキセキの恋~
触れ合った唇を、慌てて離した。


江利子を見ると、頬を真紅に染めていた。


なんか、このシチュエーション…微妙にマズくないか?



「おーい、一也。
起きてるか?」


少し開いたカーテンから、直也が顔を覗かせてきた。


「江利子ぉ、一也君ど……」


そう言いかけた桜が、江利子を見て、この微妙な空気を読みとってフリーズした。



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