月と太陽の恋愛関係~Ⅱ~
新学期と新メンバー 再会とドキドキ
月
「ちょっとっ…やめてってば…っ」
「いいんじゃね、彼カノじゃん?」
「っ!!でも、だめだってばっ」
「ふーん…」
只今太陽に押し倒されております、夜月です。
「ねぇ、どいてよっ」
「やだ」
子供みたいに笑う太陽。
この笑顔は反則じゃんか…
なんでも許せる
「わけない!
どいてよ、太陽っ!」
「やーだね」
フゥ、と耳に息を吹きかける。
「ひゃっ」
生暖かい感触に変な声が出る。
「フッ、
そういう声出してると襲っちゃうよ?」
耳元で甘く囁く太陽。
その声にフニャフニャと溶けてしまいそうになる。
「やっだ…
離して‥」
「じゃあキスして。」
思い掛けない太陽の言葉に固まる俺。
そして拳を強く握る。