僕の左手に…
「み…ら…」


ねぇ未来…

わかってたの?



「優也くん…

未来は…

未来はあなたといる時間が
大好きだったわ…

だから…
いなくなっても…
未来の事…思っててほしいの…」

「おばさん…」

「あとね…?」

「コレも預かってたのよ…」

そう渡されたのは
二つ折りの紙


「未来に…
未来に頼まれて取りに行ったのよ
いつか…未来の夢だったのね…」



あ…



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