僕の左手に…
「…」




そこに立っていたのは未来だった





「ぉはよ…くしゅっ


優也…何があったの…?
ねぇ…優也…なんで???
速水の事なの???」

「…」


「あたし…
世界なんていらない…
優也に傍にいてほしいの…」


「優也っ…」


「未来…やめろ…

未来には可能性があるんだよ?
僕は未来に羽ばたいてほしい」

「ゆぅ…ゃ…」


「勝手な僕なんだ…ごめん…


ありがとう…未来

大好きだよ…」




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