僕の左手に…
未来が入ってる美術部は
あまり休みがない

だから休みがもらえることは
未来にとって嬉しい事なんだ



そんな事を言ってる間に
僕の家に着いた


「ただいま、母さん
未来連れてきたよ」

「アラ未来ちゃん!久しぶりね」

「こんにちは」

「優也、またピアノ?」

「そうだけど…」

「未来ちゃん
優也ったらあんなに才能あるのに
音大行かないって言うのよ?
どうにか言ってやってよ」

「優也音大行かないの?」

「もういいよ…
未来、部屋」

「あ、うん」



母さんは…

僕にはピアノの才能がある



そういう




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