僕の左手に…
「しかも…かなり進行しています…」

「先生…助かる…助かるんですか!?
可能性は…あるんですか…?」

「…」

「先生っ!!!」


未来のお母さんが泣きながら言った



「…かなり…難しいと考えられます…」

「そんな…」



未来はずっと下を向いていた

未来のお母さんは泣いていた

医者は悔しそうな表情だった



僕は…




ただ…




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