戦乙女と100の物語

『おきろ!ユウリーっ』


『んん~?…あと、もうちょっと…』



……



ーあれ?ルーナにしては素直だな…



そう思いながら、あたしはウトウトしていた。



「起きてっ起きてっ」


『!?』



あたしはガバッと起きた。



「あーっ。ルーナ、起きたよ~」



あたしの膝の上でピョンピョン跳ねている。



「あたしリル♪」


「あたしナル♪」



そっくりな二匹のウサギが喋っていた。




今度はウサギー!?





< 29 / 69 >

この作品をシェア

pagetop