戦乙女と100の物語


『ーさてと、帰ろっか』


少しの間に、真っ暗になってしまった。




ー早く帰らないと




「ガサガサッ」


『!?』



「ガサッ…」



どこからか音がした。
周りは茂みだらけだからどこで鳴ったのか
よくわからない。



『誰か、いるの…?』



あたしは耳を澄ませた。


しかし、辺りは物音一つしなくなっていた。




嫌な汗が首筋をつたう





「ギャァァーッ!」
『きゃああああっ!?』




辺りは真っ暗になった。




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