戦乙女と100の物語
「「ただいまー!」」
勢いよく扉が開いた。
『ただいま』
少し遅れてルーナの声。
『おかえり、みんな。
あっ…。ルーナ、手伝うよ』
あたしはルーナに近づき手に提げている荷物を持とうとした。
『えっ?ちょっ、まっ…!』
『大丈夫、大丈夫♪』
そう言った直後だった。
あたしは、その荷物のあまりの重さに耐えられず
荷物はそのまま急降下。
そして
あたしの足の指に…
直撃。
『ぎゃああああッッッ』
あたしの悲鳴が響き渡った。