戦乙女と100の物語

『で、これがギルガードの分』




『…俺の?』




渡された服を持って
きょとんとしているギルガード。




『ちょっと大きいかもしれないけど、どうにかなるでしょ』



『お、おう』




ギルガードはぎくしゃくしたまま突っ立っていた。




「なーにお堅くなってんのよ!」



ハールアはテンションが高いのか、ギルガードの背中をバンバン叩いている。




ハールアったら…




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