天然100%


「じゃ」

「へ?」


松崎は構えてる
あたしに手を振りながら
校舎に入っていった。

なんだったの・・・?


「ってか遅れる!!」


てかなんとくなく
敬語使っちゃってた!

あんなやつにー!!


「最悪!」


あたしは急いで
校門をくぐって中に入った。


体育館前にある
クラス分けを見てみる。

C組だ・・・。

あたしは自分のクラスを
確認してから教室に向かった。



ガラッ

教室に入ると
すでに何人か座ってた。

あたしも黒板に書いてある
出席番号どおりに席に座った。

隣りの席の寝ていた男が
ゆっくりと顔を上げた。


「あ」


声がハモった。
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