天然100%
「またお前かよ」
「こっちのセリフ・・・」
隣りに座ってた男は
さっき会ったばっかりの
松崎啓介だった・・・。
あたしのことを
じーっと見てくる。
「あのっ」
勇気を持って
話しかけてみた。
「何?」
「なんか用なわけ?」
「別にー」
松崎はのんきそうに
また机にうつぶせた。
うざっ・・・。
あたしは席を立つと
教室の窓際に行った。
今日もいい天気で
空がすごくキレイ・・・。
「ねぇー」
「!?」
ぼーっとしてたとこに
突然話しかけられて
あたしはビックリした。
声のしたほうを見てみると
可愛らしい女の子だった。