天然100%
「ねぇねぇ」
見上げてみたら
悪そうな男たち3人が
あたしを囲んでた。
「今1人ー?」
「俺らと遊ばなーい?」
ニヤニヤしながら
そう言ってくる。
やっぱまだあるんだ。
こうゆうナンパって・・・。
「イヤです」
あたしは嫌そうな表情を
思いっきり出しながら言った。
「いーじゃーん」
「ちょっとぐらいねぇー?」
どんどんと男たちが
あたしとの距離をせばめる。
気分が悪いせいもあって
あたしはイライラした。
「ちっ」
思わず舌打ちをしてしまった。
男たちの表情が変わる。
「てめぇー!」
いきなり腕を掴んできた。
「痛っ」
思わず悲鳴を上げた。