天然100%


ガラッ


ドアが開いて
人の入ってくる音がした。


「ここならいいでしょ?」


保健室の先生の声だ・・・。

誰と話してるんだろ?


「あぁ」


えっー!?
今の声は松崎!!

カーテンをそっと開けて
見てみるとやっぱり松崎だった。


「ねぇ、キスしてよ」

「はいはい」


保健室の先生は
松崎の手を掴むと
自分の胸に当てた。


「んぁっ・・・はぁっ」


松崎が舌を絡めて
ディープキスしてる!


「んんっ、あっ・・・」


ドサッ

2人は隣りのベッドに
一緒に倒れこんだ。

こっちのあたしのいる
ベッドじゃなくて良かったー!


カーテンを閉める音がする。


あたしは音をたてないように
注意しながら保健室を出た。

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