天然100%
「ホテル行かない?」
由梨って子が笑顔で言った。
「!?」
あたしはもうちょっとで
立ち上がりそうになった。
「遊斗と1つになりたいな」
由梨は遊斗の体に
自分の体をつけた。
「えー・・・」
遊斗は困ったように笑った。
悩んでるみたい。
「まぁ、いっか」
良くないでしょー!?
あたしは隣りの美鈴を見た。
美鈴は複雑な顔をしてたけど
止める様子でもなかった。
「早く行こっ!」
「はいはい」
遊斗と由梨は手を組んで
さっさと店を出てった。