天然100%


「ん?」


ちょっと疑問に思った。


「美姫どうしたのー?」

「遊斗はなんで知ってたんだろ?」

「どーせ女の子からなんぢゃないの」


美鈴は不機嫌そうに
そう言ってプリントを丸めた。


「あ、ごめん・・・」


急いで謝ってみたけど
美鈴はイライラしたまま。


「あ!そういえば!」


美鈴は丸めたプリントを
もう1度広げて見た。


「やっぱり!」

「どうしたの?」

「男女4人組を作れって書いてある」

「え?」


プリントを見てみると
確かにそう書いてあった。


「島で活動しやすくするためだね」

「多分そうだろねー」


美鈴は机にふせてる
遊斗の背中を軽く叩いた。

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