天然100%
「はぁー・・・」
道を聞きそびれた。
けどそれ以上に
なんだか心が重かった。
ふと遊斗の笑顔を思い出す。
もう1度会いたい・・・。
そう思わずにはいられなかった。
「会えるわけないかぁー」
思わず呟きながらそう思った。
1時間後に
やっと交番を見つけた
あたしは疲れ果ててた。
「ただいまー」
部屋に帰っても
もちろん誰もいない。
1人暮らしだもんね・・・。
すごく寂しい気持ちになった。
「遊斗・・・」
なぜかあのマイペースな
遊斗のことが頭に浮かんだ。