天然100%
「きゃあ!」
ドサッ
あたしはベッドに倒れこんだ。
「ちょっと遊斗!?」
「誰かそばにいてくれないと不安」
「えぇー!?」
あたしは遊斗に抱きしめられた
格好のまま固まってしまった。
「てかいつもこうやって寝るの!?」
「うん」
「そっか・・・」
あたしは遊斗の手を
ぎゅっと握りしめた。
「美姫ちゃん?」
「いいよ。遊斗が寝るまでいるから」
あたしがそう言うと
遊斗はニッコリ笑った。
「ありがとう」
バターンッ
ドアが勢いよく開いた。
「美鈴!?」
美鈴が帰ってきた。
けどその格好がヒドかった。