運命のヒトを。

特に拓也と付き合っているようなことはなかった。
休みの日に遊ぶことも。

塾が同じ日に帰り少し話すくらい。
だからといって何かあるわけではない。

手つなぎたい、拓也にふれたい、きっとあたしだけの願い。
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