LOVEはおいしい香りと共に
おじさんだって良い料理人なんだから…
「…親父に教えてもらうんだと…自分が甘えてしまうから…
だから、親父にその人の所を紹介して貰ったんだ…」
ケンちゃんは自分の未来をしっかり考えてた…
私はそんなケンちゃんを応援しなきゃならない…
でもね…
私はワガママだからきっと
『会いたい』って言ってケンちゃんを困らすんだと思うの…
ケンちゃんには料理をしっかり頑張って欲しいんだ…
私が邪魔をしたくない
ケンちゃんの未来の――ー…
「そうなんだ…
ケンちゃん、頑張ってね♪」
私笑顔で言えたかな…