LOVEはおいしい香りと共に
「…紗雪といるとスゴく楽しかったし、落ち着くなって…思ってた…
お前の笑顔を見るたびにカケなんかしてバカなことしたって罪悪感にかられたよ…」
それは…本心なの…?
「でも!!…また…カケをしようとしたじゃない…」
そうだよ…
私とあと何日でエッチが出来るか先輩はまたカケをしていた。
さっき先輩が言っていたことが本当だとすると、あんなカケはもうしなかったはずだ…
「…カケ…?
俺もうカケはしねぇって言った…」
「嘘!!だって…私と……
その…ぇ…っち…するの『一週間後』って言ったの聞いたもん!!」
私の言葉に先輩は少し考えて思い出したように顔を上げた。