LOVEはおいしい香りと共に
「お!ケンの彼女かぁ~?」
「いちゃついてんなよ、ケン~」
あ…////
周りをよく見たらお客さんと…おじさんがニヤニヤしながらこっちを見ていた。
「ケン!!休憩やるから、さぁちゃんと話してこい…」
「あぁ…さぁちゃん、こっちおいで」
私はおじさんに謝ってケンちゃんと店の外に出た。
「公園まで散歩しよっか?」
近くにある公園に行くことにした。
「いきなりごめんね」
「いや…びっくりしたけど、嬉しい」
笑ったケンちゃんの顔はやっぱり暖かかった。