LOVEはおいしい香りと共に



「ケンちゃん、私ね…やっと自分の気持ちに正直になれる…」


「正直に?」





心の中で一つ深呼吸。




「うん…


私、
ケンちゃんが今でも大好きです!!」





言えた…


その瞬間暖かい腕の中にいた。



「ありがとう…

…あ~もぅ…


すげぇ嬉しい…」








「…本当はずっと行かないでって思ってた…」



「さぁちゃん…」




私を抱きしめる腕が強くなった。


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