LOVEはおいしい香りと共に
私の方が!!
俺の方が!!
そんな幸せな言い合いが楽しい。
「あ!!!!」
いきなりさぁちゃんが発した声は何か思い出した声。
「どうした?」
「ケンちゃん!!おじさんに何も言わずにここに来ちゃったよ!?
おじさん『ちょっと話してこい』って言っただけなのに…
それにケンちゃん…お店のお手伝いの途中だったし…
どうしよう!!!!」
そう言えばそうだったな、なんて呑気に考えている俺とは反対に…
本当に焦っているさぁちゃんは布団をガバッとはいだから…
めちゃ見えてるんですけど///
これは言った方がいいのか?
「ケンちゃん!!聞いてる!?」