LOVEはおいしい香りと共に
「さぁちゃん…
…抱きしめて良い?」
それは突然のケンちゃんの甘い声。
てか!!ここ駅なんですけど!!
公共の場なんですけど!!
だから……
「……むり///ここ駅だよぉ//」
恥ずかしい/////
「え―…じゃあ…早く2人きりになりたい…
もう、さぁちゃん不足で死にそう…」
「……私も////」
「じゃあ、ハイ!!」
そう言うと手を差し出して来たのでその手をギュッと握った。