LOVEはおいしい香りと共に
ケンちゃんはニコッと笑ってドアを開けた。
「おぅ!!ケン、お帰り
さぁちゃん、いらっしゃい」
「ただいま」
「おじさん、昨日ぶり!!」
私はおじさんのお店の常連さん。
「おじさん、今日お店貸切なんだね~
何時から?」
私が聞くとおじさんとケンちゃんは2人、にっこり笑っていた。
「今からだよ」
おじさんの言葉にハテナがいっぱい。
「え??お客さんまだ来てないよ?もう来るの?」