LOVEはおいしい香りと共に



片付けが終わるとケンちゃんに呼ばれた。



「さぁちゃん、ちょっとこっちおいで」







ケンちゃんが座っていた前に腰を下ろした。



「今日は本当にありがとう…


ごちそうさまでした♪」





「こちらこそ、食べてくれてありがとう…



でね…さぁちゃんに話したいことがあるんだ」





「ん?なぁに?」






「俺がこんなにも料理を頑張れたのはさぁちゃんがいたからなんだよ



今日は前に約束したことをはっきり言葉にしようと思ったんだ…」




約束…

その言葉にドキッとした。




大事な約束…
私もちゃんと覚えるから…


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