LOVEはおいしい香りと共に
「紗雪…
俺はお前が好きなんだ…」
今さらだよ………
「もう…そんな言葉に…
騙されない
さようなら…」
私は背を向けて歩きだした。
敦士先輩は何か叫んでいたけど、追ってくる気配はなく
あぁもう終わったんだ…
その後、敦士先輩とは話すことはなく彼は卒業していった。
恋なんて…もうしたくない…
人を好きになるなんて苦しいだけ…
裏切られるだけのもの…
私は恋心を封印した。