LOVEはおいしい香りと共に


その人をそっと見上げると…




「あ―!!!おじさん!!」



「…………………ん?



もしかして…さぁちゃんか!!


いや~久しぶりだなぁ。」




このおじさんは
私が初めて1人で晩ご飯を食べに出た時、優しく声をかけてお店でご飯を食べさしてくれた。


おじさんのお店の料理は
和洋中なんでもある変わった店。


でも、どれも美味しいんだ…




そんなおじさんには、私と同い年の息子がいた。


その男の子はいつもお店を手伝っていた。

私も仲良くなった。






それまでずっとそのお店に通っていた私…


でも、5年ぐらい前におじさんが突然修行に出るからといって2人はこの街を離れたんだ…


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