I will dedicate this love to you


「・・・」


静まり返っている、朋希の部屋。


『また一人だ、
お前は置いて行かれた。』


頭の中でもう一人の私が連呼する。


「やめて!」


『もう手放せば?』


「いや!」


ガチャ・・


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