神様のきまぐれ
いつもの店での、恒例の
ライブスタッフとの
打ち上げ。
今回は、ヒナコの送別の意味も
兼ねている。
毎度の如く、
一晩店を貸し切って
もらっていた。
先に入ってたメイク集団が、
ヒナコを見つけて、
呼び寄せる。
ヒナコはニコニコして、
彼らの陣取るテーブル席に
向かう。
「おっ?!俺も行く♪」
そういって、
志央はちゃっかり
ヒナコのそばを
陣取っていた。
「なんだ?
あいつ、人気者だな。」
スタッフに馴染むヒナコを見て
笑みがこぼれる。
「日向、オマエも
いってこいよ。
『俺もいく〜』って。」
元田が、明らかに
俺をからかって言う。
「バーカ。言えるか。」
ガキじゃあるまいし。
更に言った自分に、
山本が突っ込む。
「あー。でも、
行った方がいいと思うよ。」
山本が意見するなんて珍しくて
思わず元田と二人、
声の主を見つめた。
「コウジさん、
志央、あれマジだよ?
宣戦布告とか
されなかった?
大丈夫?」
山本の台詞が
重くのしかかる。
志央と付き合いの長い
こいつがいうんだから
・・・そうなんだろう。
ったく。
「あー、も!オマエら、
うるせー!」
色恋みたいに言うな。
ライブスタッフとの
打ち上げ。
今回は、ヒナコの送別の意味も
兼ねている。
毎度の如く、
一晩店を貸し切って
もらっていた。
先に入ってたメイク集団が、
ヒナコを見つけて、
呼び寄せる。
ヒナコはニコニコして、
彼らの陣取るテーブル席に
向かう。
「おっ?!俺も行く♪」
そういって、
志央はちゃっかり
ヒナコのそばを
陣取っていた。
「なんだ?
あいつ、人気者だな。」
スタッフに馴染むヒナコを見て
笑みがこぼれる。
「日向、オマエも
いってこいよ。
『俺もいく〜』って。」
元田が、明らかに
俺をからかって言う。
「バーカ。言えるか。」
ガキじゃあるまいし。
更に言った自分に、
山本が突っ込む。
「あー。でも、
行った方がいいと思うよ。」
山本が意見するなんて珍しくて
思わず元田と二人、
声の主を見つめた。
「コウジさん、
志央、あれマジだよ?
宣戦布告とか
されなかった?
大丈夫?」
山本の台詞が
重くのしかかる。
志央と付き合いの長い
こいつがいうんだから
・・・そうなんだろう。
ったく。
「あー、も!オマエら、
うるせー!」
色恋みたいに言うな。