神様のきまぐれ
ここからも、
自分達の話が流れてくる。
ろくな内容じゃないだろうが、
ちょっと気になる。
やっぱり、そこからも、
ヒナコが、ライブにでる日と、
出ない日がある事を、
ネタ的に流している。
ヤレヤレ・・・。
事務所に着いたときには、
かなり疲れ果てていた。
リハには、もう少し
時間がある。
「中途半端だな。」
・・・まあ、いいか。
楽器を出して、
スタジオに入る。
「珍しいな、志央。
もう来てたのか?」
いつもギリギリに来るのに、
ホント珍しい。
ああ、でも、最近
こんな事が数回あったかな。
「お疲れ様。
今日は、4時から来てるよ。」
「あれ?俺、
時間、まちがった?」
「いや、合ってる。
俺はヒナコに会いに
来たんだもん。」
志央が、カラっという。
「あ・・・。来てたんだ。」
なんだか、ちょっと、
ドキドキした。
「うん。ほら、
そこにいるじゃん。」
「えっ?」
志央が指した方をみる。
ヒナコが、軽く会釈した。
「ああっ・・と?」
何でいるのか、
問いかけた自分に、
志央がいう。
「正式契約したよ。
ツアー毎だけどね。
空きは事務所スタッフって
ことで。」
自分達の話が流れてくる。
ろくな内容じゃないだろうが、
ちょっと気になる。
やっぱり、そこからも、
ヒナコが、ライブにでる日と、
出ない日がある事を、
ネタ的に流している。
ヤレヤレ・・・。
事務所に着いたときには、
かなり疲れ果てていた。
リハには、もう少し
時間がある。
「中途半端だな。」
・・・まあ、いいか。
楽器を出して、
スタジオに入る。
「珍しいな、志央。
もう来てたのか?」
いつもギリギリに来るのに、
ホント珍しい。
ああ、でも、最近
こんな事が数回あったかな。
「お疲れ様。
今日は、4時から来てるよ。」
「あれ?俺、
時間、まちがった?」
「いや、合ってる。
俺はヒナコに会いに
来たんだもん。」
志央が、カラっという。
「あ・・・。来てたんだ。」
なんだか、ちょっと、
ドキドキした。
「うん。ほら、
そこにいるじゃん。」
「えっ?」
志央が指した方をみる。
ヒナコが、軽く会釈した。
「ああっ・・と?」
何でいるのか、
問いかけた自分に、
志央がいう。
「正式契約したよ。
ツアー毎だけどね。
空きは事務所スタッフって
ことで。」