神様のきまぐれ
二回目のリハが来て、
再びスタジオに入り、
ギターの元田さんと、
コーラスの確認作業をする。
「これ、次の曲順ね。
もう曲は覚えた?」
「はい。だいたいは・・・」
頭に入ってるはず。
「あ。きいたよ。
ヒナコ、リミックスんところの
喘ぎ声、ナマでやるって?」
元田さんがいった。
「えっ・・・」
やっぱ、
やんなきゃいけないの?!
恥ずかしくて、
表を歩けないよ(泣)
「それって、
冗談・・・ですよね。」
確認というよりは、
お願いに近い。
「ん?
・・・やるって
ゆってた。」
「うっ・・。」
困った・・。
「日向が随分説得してたけど、
志央の奴、折れないんだよ。
途中で声が変わるなんて
おかしいって。
確かに一理あるけどね。」
元田さんも
難しい表情をした。
「私、どこで練習したら
いいんでしょう・・?」
リミックスの
熱を帯びた声を思い出して、
真っ赤になる。
「そうだなあ・・・。」
彼は笑いながら続ける。
「かわいいねえ。
志央の周りには、いない
タイプだな。こりゃ。」
「からかわないでください
本当に恥ずかしいんだから。」
そういって、
とうとう言葉も失ってしまって
赤面するばかりだった。
再びスタジオに入り、
ギターの元田さんと、
コーラスの確認作業をする。
「これ、次の曲順ね。
もう曲は覚えた?」
「はい。だいたいは・・・」
頭に入ってるはず。
「あ。きいたよ。
ヒナコ、リミックスんところの
喘ぎ声、ナマでやるって?」
元田さんがいった。
「えっ・・・」
やっぱ、
やんなきゃいけないの?!
恥ずかしくて、
表を歩けないよ(泣)
「それって、
冗談・・・ですよね。」
確認というよりは、
お願いに近い。
「ん?
・・・やるって
ゆってた。」
「うっ・・。」
困った・・。
「日向が随分説得してたけど、
志央の奴、折れないんだよ。
途中で声が変わるなんて
おかしいって。
確かに一理あるけどね。」
元田さんも
難しい表情をした。
「私、どこで練習したら
いいんでしょう・・?」
リミックスの
熱を帯びた声を思い出して、
真っ赤になる。
「そうだなあ・・・。」
彼は笑いながら続ける。
「かわいいねえ。
志央の周りには、いない
タイプだな。こりゃ。」
「からかわないでください
本当に恥ずかしいんだから。」
そういって、
とうとう言葉も失ってしまって
赤面するばかりだった。