神様のきまぐれ
「何・・?
ああ。一緒だけど。
って、ゆーか、
お前のせいで、今まで一人で
練習してたんだぞ。
ヒナコは。」
諭すように言う彼の声。
電話の相手は、志央の様だ。
「ダメだ!
おまえのきまぐれに、
これ以上コイツを
つきあわせられない。」
一方的に電話を切って、
彼は、盛大なため息をついた。
「調子狂うな・・・。」
「・・・すいません。」
私のせいだよね・・・。
「ヒナコのせいじゃないよ。
志央のきまぐれ。
あいつ・・・
ニーノにそっくりだ。
まだニーノの方が
・・・多少大人だったな。」
An-sの
ヴォーカルの人の事だ。
「私、
・・・大好きだったんです。」
思わずポツリと言った。
「ああ、ニーノか?」
日向さんが、
面倒臭そうに返す。
「うーん・・。
あのバンドが
好きだったのかな。
解散したとき泣いちゃって。
そのあと音楽も
聴かなくなっちゃった。」
「何で?」
何で関係あんの?って、
彼は言った。
「ドキドキするバンドが
なかったから。
やっぱり・・・
バラバラになると
違うから・・・」
私の言葉に、なるほどねって
日向さんが、相槌をうった。
ああ。一緒だけど。
って、ゆーか、
お前のせいで、今まで一人で
練習してたんだぞ。
ヒナコは。」
諭すように言う彼の声。
電話の相手は、志央の様だ。
「ダメだ!
おまえのきまぐれに、
これ以上コイツを
つきあわせられない。」
一方的に電話を切って、
彼は、盛大なため息をついた。
「調子狂うな・・・。」
「・・・すいません。」
私のせいだよね・・・。
「ヒナコのせいじゃないよ。
志央のきまぐれ。
あいつ・・・
ニーノにそっくりだ。
まだニーノの方が
・・・多少大人だったな。」
An-sの
ヴォーカルの人の事だ。
「私、
・・・大好きだったんです。」
思わずポツリと言った。
「ああ、ニーノか?」
日向さんが、
面倒臭そうに返す。
「うーん・・。
あのバンドが
好きだったのかな。
解散したとき泣いちゃって。
そのあと音楽も
聴かなくなっちゃった。」
「何で?」
何で関係あんの?って、
彼は言った。
「ドキドキするバンドが
なかったから。
やっぱり・・・
バラバラになると
違うから・・・」
私の言葉に、なるほどねって
日向さんが、相槌をうった。