神様のきまぐれ
「だから、An-sは
解散したんだ。
バランスを保てなくなった。」
「日向さん・・?」
ヒナコの穏やかだけど、
堅い声で、
しゃべりすぎたと思った。
何か・・・
今日の俺は
マジでおかしい。
「興味あっただろ?
解散の理由。」
あんだけ
好きそうだったんだから。
「でも・・・・
いいたく
なかったんでしょ・・・?
あんまり・・・。」
「うん・・。まあね。」
水を入れたコップを渡され、
さっきもらった薬をのんだ。
「スパイス・・・
プロ・・」
ヒナコは、宙を仰ぎながら、
何かつぶやいてる。
「ヒナコ?」
「あっ、はいっ?」
「うまかったよ。
ごちそーさま。」
コップを渡していったら、
彼女はニッコリ笑った。
こいつは、
本当に嬉しそうに笑む。
温かい気持ちに
なれる笑顔。
こんなに優しい奴で、
スタッフの
仕事に対する評価も
上々なのに、
そもそも、なんで
リストラにあったんだ?
解散したんだ。
バランスを保てなくなった。」
「日向さん・・?」
ヒナコの穏やかだけど、
堅い声で、
しゃべりすぎたと思った。
何か・・・
今日の俺は
マジでおかしい。
「興味あっただろ?
解散の理由。」
あんだけ
好きそうだったんだから。
「でも・・・・
いいたく
なかったんでしょ・・・?
あんまり・・・。」
「うん・・。まあね。」
水を入れたコップを渡され、
さっきもらった薬をのんだ。
「スパイス・・・
プロ・・」
ヒナコは、宙を仰ぎながら、
何かつぶやいてる。
「ヒナコ?」
「あっ、はいっ?」
「うまかったよ。
ごちそーさま。」
コップを渡していったら、
彼女はニッコリ笑った。
こいつは、
本当に嬉しそうに笑む。
温かい気持ちに
なれる笑顔。
こんなに優しい奴で、
スタッフの
仕事に対する評価も
上々なのに、
そもそも、なんで
リストラにあったんだ?